日本子ども家庭福祉学会 -Japan Society of Child and Family Welfare-

サイト内検索:
リレー随想 ~会員および現場からの声 vol.11

リレー随想 ~会員および現場からの声 vol.11

社会福祉法人善照学園 明柴 聰史 「今年度を振り返って」 私は、児童養護施設で従...

社会福祉法人善照学園 明柴 聰史

「今年度を振り返って」
私は、児童養護施設で従事する保育士です。
今年度は、新たな取り組みへのチャレンジの1年でした。
従事する施設では、小規模グループケアを展開したこと、第3者評価のための自己評価を実施し、現場でディスカッションしたことが大きなチャレンジでした。
多くのチャレンジの中で、自主学習・自己啓発の思いを込め、立ち上げた兵庫県児童養護児学会を紹介したいと思います。
2012年4月厚生労働省から「児童養護施設運営指針」が示され、児童養護施設における支援の方向性が示されました。
これを受け、この指針の具現化に向けた取り組みが必要であることに気づかされました。そのためには、まず児童養護施設職員の専門性を高めるための具体的方策が必要であることに改めて気付かされたのです。
その折、元児童養護施設職員で現在は短期大学で教員をしている大先輩から、現場で運営指針の活用はできているのかとの問い合わせがあり、うまく咀嚼できていないことを伝えました。
そこで、現場職員と学識者が一緒になり、学べる機会を企画しようと話しがまとまりました。児童相談所(兵庫県こども家庭センター)の職員も交えて、多角的視点から学びを深めるとともに、これを期に真の連携と協働も期待できると考え開始しました。
名称については「児童から学び、児童の本質を学び、自ら学ぶ」との思いを込めて「兵庫県児童養護児学会」と名付けました。乳児院や一時保護所の職員も参加し、学びの幅は広がりかつ深まっていると自負できるほどの内容になってきています。
児学会での学びを通して、多様な価値観と多角的な視点を吸収し、現場に還元できればと思っています。
このように、多くの機会にチャレンジできた1年でした。
子ども家庭福祉学会に入会し、リレー随想の依頼をいただいたこともチャレンジだったと思います。
次年度はさらなる飛躍の年となりますことを願います。

このページのトップへ