日本子ども家庭福祉学会 -Japan Society of Child and Family Welfare-

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会長挨拶

会長挨拶

GREETING

日本子ども家庭福祉学会 会長  林 浩康 
                

 この度、網野前会長の後任として第7期会長の任を負うこととなりました日本女子大学の林浩康でございます。
 本学会は初代学会長の故高橋重宏先生を中心に1999年5月に設立されました。子どもの福祉のみならず育つ基盤である家庭や地域にも視野を広げ、子どもの育ちを保障するための社会的支援システムの構築および子どもの権利やウエルビーイングを基盤に据えた施策づくりの必要性が強調され始めた頃と記憶しております。当時こうした観点から児童福祉法の大きな改正がなされ、その後においても段階的に改正されてきました。これまで政府の委員会においても社会的養育体制の改革に向け継続的に審議され、その具体的化に向け取り組みが継続しております。
 先般の児童福祉法改正では子どもが権利享有の主体であることが明文化され、子どもが家庭で暮らすことの必要性が改めて規定されました。また国及び地方公共団体は、子どもが家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、子どもの保護者を支援する必要性や子どもを家庭において養育することが困難である場合や適当でない場合においては、家庭養護での暮らしを保障すること、子どもが家庭養護で暮らすことが適当でない場合にあっては施設を中心とした家庭的環境において養育される必要性について改めて規定されました。一方、理念上このように規定されましたが、それを実体化する方策を研究においても深めていく必要があります。
 こうした状況において本学会における新たな研究活動の広がりへの期待も大きく、そうした社会の要請に応えることができるよう努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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